病院は選べるということ
こんにちは、おおきです。
今日は『病院は選べるということ』について考えてみたいと思います。
私は甲状腺疾患になってから間もなく6年が経ちます。(体感的に早かったなと思います。いろいろありましたが笑)
そして、この六年間で3回病院をかえています。
最初の病院は『結構有名な大学病院』で、内分泌内科を2年ほど受診していました。
きちんと通院し、投薬治療も守り、数値は安定しましたがその他の
『甲状腺疾患の不調』は一切理解してもらえませんでした。
数値が安定しているからその症状は関係ないと思います。と何度も言われ、本当に困っているんだ!と伝えても理解はされず、悩んでいたところ他の病院を友人に紹介してもらいました。
次の病院は『甲状腺疾患になったらとりあえず1度は行くであろうあの病院』です笑
初めて行った時は専門病院ってすごいな~と感動したのですが、
毎回診察が終わるまで『4-6時間』かかりました。
なのに、診察時間は『1分』しかありませんでした笑多分30秒くらいの時もありました笑
なので、待ち時間に何を伝えるか頭の中でまとめるのに毎回必死でした。
そして、先生がコロコロ変わり、前回の先生は大丈夫と言っていた内容も今回の先生はダメだと言われたり、、、
そういうのって不安になるじゃないですか?
でも1分しかないので納得いくまで説明してもらうことも難しく『通院のストレス』を感じるようになりました。
母も(橋本病です)受診したことがあるらしいのですが、『あなたの症状は軽いから、次からは他の医師に診てもらってください』と院長に言われたそうです。私からすると人の気持ちに歩み寄ることが出来ないのはアウト。笑
『通院嫌だなぁ』と感じるようになり、身内に相談をしてみたら
『患者の気持ちを第1優先に考えてくれる病院があるよ紹介するよ』(彼女も通っている)
と言ってもらい、現在通院している病院に出会いました。内分泌内科を受診しています。
まず、院内に入ると看護師さんが皆さん優しい笑顔で挨拶をしてくれます笑
病院って通うことが当たり前になってくるので+αに期待などしていなかったのですが、毎回笑顔で挨拶をしてもらうと、自然と元気が出ます。気持ちが明るくなります。数値が悲惨でも悲劇のヒロインにならずに済みます笑
徹底されてるな~と、自分もそうでありたいな~と、思えたり。
診察も、1人の患者にしっかりと時間を取ってくれます。スマホのメモ機能に書き留めておいた症状や不調を全て伝え、どうしていくべきか話し合います。
正直、この病院、この先生に出会えて本当にラッキーだなと思っています。
もちろん、2番目に通っていた『専門病院』も素晴らしいです。臨床数でいったら1番なのではないかと。
なので、オペやアイソトープ治療をするならこちらの病院を利用すべきと思い、私はアイソトープ治療は専門病院で行いました。
そして、経過観察以降はいつもの病院にお願いをしました。
甲状腺疾患って、ずーっとお付き合いしていく自分の一部なわけで、6年経ちましたが、これからも続いていくわけで、それなら
『自分に合う』
『通院ストレスフリー(持病以外のストレスいらないです)』
『何よりも甲状腺疾患の不調を理解してくれる』
私にとってはこの3点が大切でした。
自力で探したというよりは、人に恵まれていたのは確かです。
ただ、最初の病院に通っていた頃『他の病院に行ってみる』なんて考えたこともありませんでした。
なので、『どうせ、わかってもらえない。これがこの病気なんだから仕方がない』と思いながら、ずーっと通院していたんだろうなと思います。
想像しただけでもナーバスになります。
心が暗くなって他の病気にもなりそうです。
なので、やはり『病院は選ぶ』べきだと思いました。
これ甲状腺疾患だけじゃなくて、普通の『かかりつけ医』にも言えることだと思います。
以前、
インフルエンザの時は、ロキソニンって基本出すべき医薬品ではないのですが、
しれ~って出されたことがあります笑
その時から、『かかりつけ医』もしっかり選ばないとな~と思いつつ、まだ見つかっていません笑 頑張って探します。
もっと元気になったらまたザック一つで一人旅に出たいです。