橋本病について

おはようございます

おおきです。

 

今日は『橋本病』について書いてみたいと思います

 

まず、『橋本病』とは

 

免疫異常によって甲状腺に慢性的な炎症が続いている状態で、甲状腺はかたく腫れます。

甲状腺ホルモンが徐々に減少し、甲状腺機能低下症となります。

女性に多くみられる病気です。

 

『症状』

 

体重増加、むくみ、徐脈、寒がり、声のかすれ、便秘、抑うつなどがあり、月経異常を来すこともあります。(これは一例で、数え切れないほどの症状があるはずです)

 

要するに、ずーっと疲れてます。調子の良い日は少し動いたらすぐに休憩、悪い日は最早、ベッドの中に引きこもり状態です。

 

上記の症状を見ただけでも体調が悪そうに見えますよね。

 

頑張りたくてもやる気が出ません。周りには伝えなければバレませんし、怠けているように見えるかもしれません。症状に個人差はありますが。

 

体調不良に見えても『未病』のように思える症状が多いです。寒がりや、便秘って女性ならほぼ経験すると思うのでわかりにくいです。

 

そして、『心』にも支障が出てきます。例えば『抑うつ』です。

もうね、自分が誰かに乗っ取られたのではないか?ってくらい今までとは心のモチベーションが変わります。

 

そのせいで、精神科に通ったこともあります。(もっと気楽に心療内科などに通える時代が来たらいいなぁと思っています)

 

でもね、『未病』にみえる症状も『心』に出てきた症状もそこから『橋本病』とわかるまで一年以上かかりました。

 

その当時、私はキャリアスタートしたばかりで、休憩時間にこっそり精神科を受診してみたり、マッサージに通ったり、大学病院にも受診してみたり、出来ることはしたつもりでしたが、『橋本病』が見つかるまで

 

本当にしんどい、寂しい、思いをしました。

 

なので、もし先ほど述べたような症状があって、悩んでいる、困っている方がいらしたら『内科』で結構ですので『内分泌』の採血検査をしていただけたらと思います。

 

 

当時もっと早くこの知識があれば、仕事を続けられたかもしれません。辞めずに、傷病手当などを申請し、続ける方法もあったかもしれません。

 

これだけ書くとお先真っ暗のように見えてしまうかも知れませんが大丈夫ですよ!

 

私は今2度目の低下症に移行中なのですが、(この件も時間があるときに書いてみます)

定期的な通院をし、きちんと薬を服用して楽しく暮らしています。

出来ること、出来ないことありますが何年も経てば橋本病と一緒に暮らすことも当たり前になってきます。自分の機嫌取りも出来るようになります。1度落ちるところまで落ちたことは隠しませんし、本当に辛かったし、人と比べたら完全にアウトな状態まで落ちていきましたが、焦らず過ごしてきた結果、

今を楽しく暮らせていることに感謝しています。

 

『橋本病』は女性に多い病気です。中年女性の10人に1人はいると言われている病気です。

少しでもどなたかの役に立てたら幸いです。

 

皆様が穏やかに過ごせますように


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